印鑑証明書、住民票などの公的書類がコンビニで取得できます
ご存知の方も多いかもしれませんが、印鑑証明書や住民票、戸籍謄本などがコンビニで受け取れるサービスがあります。このサービスは、マイナンバーカードの発行を受けている方のみ利用できるサービスです。まだ対応していない地域もありますが、普及が広がっています。
広島県内の対応地域は、下記の通りです(2019年4月16日現在)。
- 広島市
- 呉市
- 三原市
- 東広島市
- 廿日市市
- 安芸高田市
- 安芸郡府中町
- 安芸郡熊野町
- 世羅郡世羅町
印鑑証明書や住民票は、頻繁に使うものではないですが、いざ、必要な時には役所が閉まっている時間だったり、役所の休日窓口は混雑していることもあるので、かなり便利な制度であると思います。
登記でコンビニ交付書類を使用する際の注意
コンビニ交付住民票、印鑑証明書は役所の窓口で発行されたものと同じ公的な書類ですので、法務局への登記申請でも、当然使用することができます。
ただし、コンビニで印刷して発行するため、役所の窓口で発行したものと比較すると、どうしても書類の見た目が「コピー」や「個人が印刷したもの」に近いものになってしまいます。
そのため、登記の専門家である司法書士はコンビニで交付された住民票・印鑑証明書を利用する場合には、真贋を正確に判断するため特定の方法で確認作業が行う場合があります。
この確認作業に数十分から1時間程度の時間を要してしまうため、特に不動産売買決済などで使用する際は、スケジュールに余裕があるときには役所窓口で取得をしていただくか、又は、止むを得ずコンビニ交付のものを使用されるときは、司法書士事務所にその旨を事前にお伝えいただくことをおすすめします。
コンビニ交付のメリット-取り忘れてもマイナンバーカードがあれば大丈夫!
コンビニ交付住民票、印鑑証明書のメリットは、いざ必要な場面で「住民票を取るのを忘れていた!」「印鑑証明書を家に置いてきてしまった」という事態に陥った時に、マイナンバーカードさえあれば、近くのコンビニでこれらを取得できることです。
以前、不動産決済の際に、県外からお越しいただいた売主さんが印鑑証明書を忘れてしまったのですが、マイナンバーカードをお持ちだったので、近くのコンビニで取得できた、ということがありました(住所地と違う県のコンビニでも取得できるので本当に便利です)。
以前であれば住所地の役所窓口まで戻って書面を取得していただく必要があったため、その日の決済を延期せざるを得ない状況でしたが、コンビニ交付のおかげで無事に決済が完了しました。マイナンバーカードを持っていてくれてよかった!
新しい制度で便利なものは是非活用していきたいですね。
当事務所では、新しい制度にいち早く対応し、迅速でスムーズなお手続きを目指しています。
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